財団NEWS
- 2023.07.01
- 奨学金給付第一号が決定いたしました。
活動理念
当法人は、世界第3位の経済大国である我が日本において、特にシングル親家庭を中心に家庭の経済問題に起因して、貧困状態に置かれている子供たちの将来を支える事を目標に設立されました。
特に、日本独特の文化である「部活動」を、この子供たちが経済的な理由で辞めざるを得ない状況が急増している中、トップアスリート達を中心に、私たち日本の大人たちが困窮する子供たちを支える仕組みを作ります。
この財団の活動は、皆様の「寄付」によって成り立ちます。この「寄付」についても、新しいスキームをご提案し、持続可能な寄付の流れを作って参ります。ぜひ、皆様と一緒に大きなうねりを作りたく、日本中の子供たちが笑顔になれるよう、お力添え頂ければ幸甚です。
日本の
子供の貧困問題
世界3位の先進国日本において、貧困問題が、今大きな社会問題となっています。実は、主にシングルマザー家庭の子供たちの「学校生活資金」が足りていません。その結果、全国で225万人の子供たちが貧困状態にさらされ、学校生活で大切な時間である「部活動」を諦め、あるいは「進学」を諦めるという現実が浮き彫りになっています。子供たち自身に全く責任のない理由によって、彼らから夢と希望を奪うような国に、果たして未来はあるのでしょうか?
日本の子供たちの7人に1人が
貧困状態(225万人)
日本のひとり親家庭の2人に1人が
貧困状態
貧困率は、厚労省算定の貧困線を基に算出されています。2018年厚労省発表の貧困線は、2人世帯(親1、子1)で年収175万円未満(月収14.5万円未満)、3人世帯(親1、子2)で年収215万円未満(月収17万円未満)です。
日本は
世界ワースト3
日本は、ひとり親家庭の子供たちの生活環境が、世界的に見ても下から数えて3番目に低い、という衝撃の事実があります。また、女性の雇用環境・生活水準も世界165位と、ほぼ最下位。いつから、日本はそんな住みにくく、子供を大切にしない国になったのでしょうか。
ひとり親家庭の貧困率世界比較
(出所:OECD Report)
女性に厳しい
日本の就労環境
経済的な問題は、子供たち自身の問題ではありません。
やる気のある、あるいは本当は実力のある子供たちが、経済的な理由だけで部活動を諦めてしまう、あるいは進学を諦めてしまう。その原因の一つは、女性に対して不当に厳しい、日本特有の就労環境も背景にあります。
このような構造的問題を、社会全体で支えられていないのは、日本全体の責任、私たち親世代全体の責任ではないでしょうか?
日本は女性の働きやすさでOECD諸国ワースト2位の低さ
(出所:英エコノミスト誌)
日本独特の文化、
部活動を改善する
日本の部活動は、体育系・文科系を問わず学校生活の重要な位置を占めており、日本独特の文化と言えます。多くの人が、何らかの形で部活動を通じて、子供時代の人格形成の影響を受けたと思います。しかし、近年、顧問制度の重労働問題や、部活動での体罰・ハラスメントの問題等が表面化しており、政府・スポーツ庁主導で部活動の指導方法について抜本的な見直しが進められています。当財団では、元日本代表の指導者・選手と共に、この部活動の指導現場の改善・改革を具体的に実践し、日本の部活動をさらに進化させることを目標にしています。
(文部科学省・学校における働き方改革推進本部2021年9月第4回資料より抜粋)
サステイナブル
スポーツ奨学金
日本の子供たちに夢と希望を!
当財団は、家庭の経済的な理由によりスポーツを継続できない子供たちのための奨学金を支給します。また支援生徒の所属チームに元日本代表の指導者・選手等が指導支援に入り、生徒の成長から進路までフォロー・サポートします。
寄付をお考えの方・詳しい資料をご希望の方はお問い合わせください。
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財団概要
- 団体名
-
一般財団法人サステイナブル・スポーツ奨学財団
Sustainable Sports Scholarship Foundation
- 評議員
-
岩淵 健輔
Kensuke Iwabuchi日本ラグビーフットボール協会専務理事・新リーグ法人準備室長。男女7人制ラグビー日本代表チーム総監督。7人制ラグビー男子日本代表チームヘッドコーチ。
高橋 義男
Yoshio Takahashiとまこまい脳神経外科、岩見沢脳神経外科、大川原脳神経外科病院、別海町立病院小児脳神経外科部長。コミック「義男の空」のモデル。
植田 実
Mminoru Ueda公益財団法人日本テニス協会 常務理事、公益財団法人日本オリンピック委員会 拠点ネットワーク ディレクター、デビスカップ元日本代表監督、アテネ五輪・リオデジャネイロ五輪テニス競技日本代表監督
奥山 秀朗
Hideaki Okuyama株式会社サステイナブル・インベスター代表取締役会長。
酒巻 博美
Hiromi Sakamaki株式会社 HAND UP 取締役。
丸山 紀子
Noriko Maruyamaサステイナブル・パートナー株式会社代表取締役社長。
- 理事
-
酒巻 清治
Kiyoharu Sakamaki代表・理事長男子ハンドボール・元日本代表監督。日本ハンドボールリーグでは、湧永製薬&トヨタ車体で監督歴任。中京大学卒。株式会社HAND UP代表。
岡田 邦裕
Kunihiro Okada理事元・早稲田大学体育会ハンドボール部・主将。野村證券を経て、東京海上日動あんしん生命。日本ハンドボールリーグ・HC NAGOYA、GM代行。
瀧澤 信
Shin Takizawa理事・事務局長元・成蹊大学体育会ラクロス部・主将。明治生命保険、野村證券を経て、株式会社サステイナブル・インベスター代表取締役社長
- 監事
- 松本英三郎(公認会計士)
- 設立
- 2022年2月2日
- 住所
-
〒162-0843
東京都新宿区市谷田町3-13神楽ビル3階 - 電話番号
- 03-6265-3065